ようこそ藤八屋へ
漆のお品は藤八屋におまかせください。
藤八屋(とうはちや)は明治中期に創業し、現在に至るまで行商により業務用漆器を手がけてまいりました。
業務用漆器の経験を活かし、古き良き伝統を感じながらも現代住空間に調和し暮らしの中で気軽にお使いいただける藤八屋オリジナルの輪島塗製品のご提案やメーカー企業とのコラボレーション(OEM/ODM提供)など承っております。
令和7年、新たな年を迎えました
2024年元日、震度7強の地震、その後の火災で藤八屋本店(輪島市河井町)が全焼してしまいました。
地震から1年が経過しましたが、今だに受け入れる事が出来ずにいます。
震災から8ヶ月後にようやく瓦礫が撤去されましたが、更地になった敷地からは空虚感しか感じられません。
本店から車で10分程の場所に工房兼自宅があり、2024年3月末から工房を再開しました。
震災の影響で環境が悪く以前のように製造作業が捗らず苦戦を強いられています。
前向きに歩み始めた矢先の2024年9月21日に能登半島豪雨で甚大な被害が発生しました。
工房は周辺の山崩れと河川の氾濫で道路が流木や土砂で埋まり、電気も水道も止まり数日間孤立状態でした。
この二重災害から立ち上がり、‘‘人間万事塞翁が馬’を信じて復興と本店の一日でも早い再建を目指し、今後も真摯に向き合う所存でございます。
多くの方々のご心配とご支援に心より深く感謝致し御礼を申し上げます。
皆様の平和と御多幸を願い、ご挨拶とさせて頂きます。
令和7年1月1日
藤八屋
塩士 正英
純永